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作:
千尋@tomo
大都会から取り残された四畳半。
捨てる事が出来なかった玩具と、
栞だらけの本が無造作に散らかる。
私にはまだ、片付けられないまま。
窓と時計が無い部屋に
迷い込んで見た外は、いつの頃か…夜だった。
何も語らない食事は、冷たくなって味を失う。
感じあえてるかどうかの答えは、多分ここにある。
早すぎる流れに泳ぐ事を止めた漂う枯れ木のよう。
善を模るだけの世界に、心を麻痺させて生きるくらいなら…
失うことに慣れてしまうくらいなら…いっそ私を殺して。
決意の朝は、いつも雨。
眠りの時に沈んだ身体が、軋みながら立ち上がる。
頭に霞みがかかったような微睡みに別れを告げた。
「さようならの時間だ」
優しくドアを叩く音に導かれ、大都会へと羽ばたいた。
出口はいつも心の中。
※この詩(ポエム)"部屋"の著作権は千尋@tomoさんに属します。
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初めまして、河口といます。
>窓と時計のない部屋に
ここから、この詩の場面となる部屋は心の中に作り上げた架空の部屋だとうかがえました。時計がないという表現が抽象的とも具体的とも感じられて、個人的には絶妙で心地よいぼかし具合に感じられました。
>善を模るだけの世界に、心を麻痺させて生きるくらいなら…
>失うことに慣れてしまうくらいなら…いっそ私を殺して。
この2行から、取り残されるということの苦痛に耐えかねる様子がうかがえ、良いアクセントになっていると思います。
>出口はいつも心の中。
周囲の変化に取り残されてくすぶっていた者がようやく立ち上がり、心の中の閉ざされた部屋から抜け出そうとしている、という流れだと解釈しました。結局最後にものを言うのは揺るぎない決意ということなのでしょう。
狂おしさ、無力感、切なさ、力強さが全体に散りばめられている点が面白いです。
ただ一つだけ気になることがあるのですが、
>何も語らない食事は、冷たくなって味を失う。
>感じあえてるかどうかの答えは、多分ここにある。
この2行だけがいまいち理解できませんでした。なんとなく恋人との喧嘩の後の食事といった光景が浮かんでくるのですが、全体的に見ると恋の詩ではなさそうなので。この2行を隠して読むとすんなり頭に入ってくるのですが・・・。自分の理解力が足りないせいだとは思いますが、不快でしたら申し訳ありません。
最後に、これからもよろしくお願いします。
千尋@tomoさん
はじめまして
むーともうします。
DiGi Charat Voice Of Heart(D.U.P.&P·K·O Ver)
Baby X'mas
上記と関係ありますでしょうか?
>捨てる事が出来なかった玩具と、
>栞だらけの本が無造作に散らかる。
>私にはまだ、片付けられないまま。
>決意の朝は、いつも雨。
>眠りの時に沈んだ身体が、軋みながら立ち上がる。
>頭に霞みがかかったような微睡みに別れを告げた。
>「さようならの時間だ」
>優しくドアを叩く音に導かれ、大都会へと羽ばたいた。
>出口はいつも心の中。
無造作に置かれた本片付けられないままである所に
せつなさを残しながらも、
都会へ羽ばたこうとする心境が繊細に描かれた詩だと思いました。
河口さん
丁寧な感想をいただき、とても嬉しく思ってます!!
こちらこそ、以後もよろしくお願いします!!
>何も語らない食事は、冷たくなって味を失う。
>感じあえてるかどうかの答えは、多分ここにある。
の部分ですが、「食事=生きるための生命力」と解釈して、命の無駄遣いを表わしています。
恋人との喧嘩の後の食事といった光景を連想されたとの事ですが、その解釈も、実は当たっていて…
私の生活にそのような事があったので、「生きるための生命力=恋人」として表現に反映されてしまったのだと思います。
深くまで読んでいただいて、本当にうれしく思います!!
是非、今後ともよろしくお願いします!^^
むーさん
存じません;申し訳ないです;
感想コメントいただき、ありがとうございます!
まさに、それを表現したかったので、
読み取っていただけて非常に嬉しいです!
これからも書いていきますので、よろしくお願いいたします!!
※ここでは2012年5月21日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。
作者
千尋@tomo さんのコメント
解放へと向かわせてしまいました;;なんだか中途半端な詩です…