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作:
スネカズラ
小さな椅子が規則正しく
地平線まで並べられている
何列、何行その数知れず
他には何もない空間に
どこからともなく人がやってきて
小さな椅子に腰かけていく
同じように腰をかけた僕の感想
座り心地は小学校のそれを思い出させたが
座面の中心に吸い込まれるように
体が重くなった
抜け出せない、立ち上がれない
右ひざと左ひざの合間に顔を沈めた
呼吸が苦しい
太陽も月も昇らない
この無限の時間にあてられて
ため息をつけば
右隣の人が燃えた
涙を流すと
前隣の人が燃えた
身体が楽になった
心が軽くなった
僕は要領を掴んだ
始まりの鐘が鳴った気がした
とても心地よく脳内で響く
他の音は何も聞こえない
僕は、要領を掴んでしまった
呼吸をするように世界を燃やしていった
立ち上がった
何もない世界を見ていた
目を閉じると
最後の椅子に
火が付いた
※この詩(ポエム)"椅子取りゲーム"の著作権はスネカズラさんに属します。
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周りをつぎつぎ燃やしていって、最後に自分の椅子に火がつくところを読んで「人を呪わば穴二つ」という言葉が思い浮かびました。
たくさん並べられた椅子それぞれは個人個人それぞれの「エゴ」。“椅子(個人・エゴ)”という枠に分けられ型にはめられた人々が隙間なく息苦しそうに並んでいる様子を連想しました。
「相手を自分と同じように愛せ」という言葉はあっても、事実上は痛みを感じる体も心も他人とは別。 人間の無益な争いというのはそもそも私たち一人一人が「個人」である限りなくならないのではないか。「個人」という観念すらなければ…相手の痛みも自分のもの?? やっぱり無理ですよね…^^;
yully さん!
深い考えだなぁ。。。
どこから湧いてくるのだろう。。
文学系の何かをされているのでしょうか。。詩作以外で。。
これで、理系です、って言われたらがちがち文系のおれの立つ瀬なし。ですw
この文章は、というかおれの文章の基本のようなのですが、
ちょっと暗いというか、そういうものがあるようで
ただの、甘えた破滅願望です。
周りとの関係を断つのって
とっても簡単で、
自分の場所(椅子)だって、簡単に消えちゃうんだなぁ。。って。
あ、もちろん解釈はそれぞれ、おれのはその一つ。です(汗)
相手を自分と同じように愛せ。というのは
自分が嫌いな人にとってはあべこべですね。
おれは、自分が嫌いだけれど、
だからこそだろうか、嫌いな人ってあんまいないなぁ。
コメントありがとうございました!
※ここでは2012年2月22日のデイリー表示回数ランキングを表示しています。
作者
スネカズラ さんのコメント