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軽い箱

作: 月(つき)

描いていた夢には遠ざかっても猶、
棄てた名前に固執した処で
言葉にならない宵へと闇を灯しては
平坦な波間は非定型

雨に打たれては溶けてゆく紙の箱に
中身など他者へと確認させないまま

四角い空白を埋める貴方(あなた)の吐息は
塞がされることなどないがままに
大仰な動作で詰められてそして
都度毎、隙間から擦り抜ける

海を目掛けては駆けてゆく貴方(あなた)
少女だった頃の私を棄てて

幼い願いなどは箱の中へと詰められていたというのに
寂しさなどはないのだと、哀しさでは。哀しさでは。哀しさでは、

野晒しの四角い箱の中身を探すことによって
他人(ひと)からなど、如何(どう)思われたところで
箱は軈て蒸発する水分が滲(し)みては崩れ
否定したいのかと問えば勿論のことで

脆い紙片を組み立てては六面体を誂えていた人
深淵を覗くことへと恐れ戦いていた

廃棄したとでも?折り曲げた紙片で
組まれた箱は既に天から降り注がれた雨で
形など疾うにないのに、哀しさなどはないのだと、
哀しさでは。哀しさでは。哀しさでは。
棄てられたのだとしたところだってそれは、野晒しにされた
哀しさなどはないのだと。哀しさでは。哀しさでは。哀しさでは。決して哀しさでは。

※この詩(ポエム)"軽い箱"の著作権は月(つき)さんに属します。

作者 月(つき) さんのコメント

雨に打たれては溶けてゆく紙の箱。

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